日々之迷歩

世の中わからんことだらけ

ITが複雑で難しくなっていく様に翻弄される日々です。微力ながら共著させていただいた「シェル・ワンライナー160本ノック」をよろしくお願い申し上げます。

シェルプロンプトのちょっとしたこだわり(tcsh追加)

通常ログインシェルはbashにすることが多いのだが、FreeBSD標準シェルはtcshなのでtcshを使うこともある。tcshでのシェルプロンプトについても、bashと同様な表示になるようにしている。

私なりに到達したシェルプロンプトの表示はこちら。改行しているのがちょっとしたポイントで、長いワンライナ書いても見やすい・・・。2行目のプロンプト文字が$なのはbashの場合で、rootユーザやtcshでは変わる。

ログイン名@ホスト名:カレントディレクトリ
$

bash

PS1='\n\u@\h:\w\n\$ '

tcsh

set prompt = '\n%n@%m:%~\n%# '

ホスト名をFQDNにしたい場合は、bashは\H、tcshは\Mのように大文字へ。 具体的には下記のようなプロンプトになる。

ホームディレクトリ内

papiro@server1:~/work/railsproject
$ ls
README          config/         lib/            script/         vendor/
Rakefile        db/             log/            test/
app/            doc/            public/         tmp/

ホームディレクトリ外

papiro@server1:/usr/local/etc/rc.d
$ ls
httpd.sh      mysql.sh     ntpd.sh