さくらVPS試してみた
先日Railsアプリを動かすためのデモサーバを準備していた。必要なgem関連を入れて、PostgreSQLにデータを入れて、Passengerでアプリケーションサーバ起動。Webアプリにアクセスしてみると、、、gemのバージョンが低いぜって怒られた。じゃあgemのアップデートをしようとしたら、、、Rubyのバージョンが低いって言われた、、、あ〜〜もう、、、仕方なくデモサーバ構築は仕切り直しとなってしまった。
そして日曜日。ファインダーの掃除に出していたデジタル一眼レフカメラD200を取りに行って遊びに行ってこようか、、と思ったが、仮想専用サーバっていうのが気になっていたので試してみようということになった。
先日のRBC勉強会で同じ班になった河崎さんにTwitterで進めてもらった「さくらVPS」を使ってみることにした。OSは標準のCentOS5を選択。やったことは以下のような感じだ。
- さくらのVPSの登録申込ページから申込
- お申込受付完了メールが届く
- 仮登録完了のメールが届く
- コントロールパネルにログイン
- 仮想専用サーバを起動
- シリアルコンソールからユーザー追加
- SSHでログイン
- SSHのセキュリティ設定
- sudoの設定
- 必要なパッケージ類をyumでインストール
- Rubyをソースからコンパイルしてインストール
- Railsをgemでインストール
- Apacheをyumでインストール
- Phusion Passengerをgemでインストール
- Apacheの起動
- PostgreSQLをyumでインストール
- PostgreSQLを起動
- データベースを作成
- テスト用のRailsプロジェクトを作成
- Webブラウザでアクセス
申込からテスト用のRailsアプリ動かすまで、今日の昼から夕方までで出来てしまった。Rubyはソースからコンパイルしてインストールしたのだが、途中でいろいろとマヌケな部分でハマッたりした。それでもこれだけ短時間でWebアプリ公開用のサーバが出来てしまう。サーバ構築が自力で出来る人なら、特に困ることはない気がする。あ、一つだけ、gemでsqlite3がコンパイルに失敗してインストール出来なかった。
価格は月々1000円足らず。メモリを1GBにしても月々1500円足らず。ビジネスやソフトウェアの環境は2〜3年もすると変わる。サーバを置く場所、UPSなどの設置、維持管理などを考えると正直安いと思う。仮想専用サーバの世界はここまで身近になっていたのか。