イケテルAgile勉強会@福岡
昨日の6月25日、RBC主催のagile勉強会に行ってきた。当日は仕事が入っていてもともとは終わりの方に少し顔を出すくらいのつもりだったが、予定よりも大幅に早くお仕事が終わったので会場に向かった。場所は福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター。
内容は「Agileな計画と見積り」。最初は各班に分かれて、お客から依頼があったECサイトを構築するに当たって、agile開発を行うための方法や契約内容についてを考えて発表することを行った。
- 決定権のある担当を付けてもらう
- あえて外でお客様と会議をして割り込みが無いようにする
- 従量制や定額制の案
- PDCAの考えに基づいた案
- お客と受託業者でお互いに担当を一人ずつ人を常駐する
- 小さなウォーターフォールの繰り返し・・でどこでお客様とコミュニケーションをとるのか?
などなど。発表者の個性が出て、聞いている方もとても面白くためにもなった。話し方も非常に勉強させていただきました。
次に、秋間さんによるMonkeyMagic開発でやっていることについて話をしていただいた。大きなポイントは以下の4つ。ありがとうございました。
- コミュニケーション
- シンプルさ
- フィードバック
- 勇気
話の中のキーワードを列挙しておきます。
- 反復
- 共通の用語
- 責任の受け入れ
- 顧客のプラクティス
- Mikogo
- Pivotal tracker
- 価値観
- シンプルさ
- 自動テスト
- 難しいコード
- Cucumber
- イテレーションとは?
- 1週間とかの単位
- 見積もりポーカー
- ポイント実績表
- 具体的な成長の評価は?
次に、中尾さんによる、RedMineの使い方などについての話だった。福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターで使うことが出来る開発サーバについて、RedMineの使い方についての紹介があった。例によってネタも面白かった。
RedMineを使った具体的なプロジェクト管理の方法については、以下の本を紹介していただいた。この本は具体的にプロジェクト管理をする内容も記載されて分かりやすいということだ。
- 作者: 小川明彦,阪井誠
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2010/10/13
- メディア: 大型本
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最後に、クロージングで最首さんによる話があった。
agileでやってはいけないこととして。
- 見通せないまま走らない
- 仕様変更に対応しやすいわけではない
仕様変更に強いという誤解があるが、agileはということ。
- 合意できていない詳細を後回しに出来るやり方
- 曖昧な使用を次第に明確にする
- 仕様を一気に決められるの?
申し込みなしに突然参加させていただき、ありがとうございました。@taigouさん、@purukyawaさん、@totty_jpさん、お世話になりました。